5.現在までの実績
良質材の生産を理念としてきたことから、柱材や大径材の付加価値を高めるため苗木から配慮しており、適地適木を意識した植栽を行い、齢級構成にも留意し持続的な経営を行っています。
また、所有林の林班ごとの森林調査に基づき標高・地形・地質等の自然条件を把握したうえで、適期の枝打ち・間伐による年輪幅の均一な直通材の林分となる様努めています。
これらの取組から群馬県優良素材展示会に出品された素材は、これまで最優秀賞を20回以上受賞しています。
また、明治より良質材の生産を目的とした森林の整備・管理を行い続けた結果、100年生以上のスギや広葉樹の大径木が所有森林に生育しているため、地域の製材所や工務店からの市場に出回らない規格の長尺材の出材依頼にも対応しています。