2024年百年スギ伐採
2024/12/25
緊張感ある伐採
胸高直径60センチ、樹高40メートルの巨木
百年スギは、太いもので胸高直径60センチ、樹高40メートルにも達します。この規模になると、現代の高機能林業機械でも伐採が難しく、一本一本、人の手によるチェーンソー作業で伐らなければなりません。
弊社の経験豊富な職員が慎重に方向を見極め、受け口を作り、倒す方向を確定させます。倒す方向には、これからも残す百年スギが一定間隔で立ち並んでいます。樹高が40メートル以上になると、倒した際にわずかな誤差でも他の百年スギに掛かったり、傷をつけてしまう危険性があります。そのため、百年スギの伐採には高い技術と細心の注意が求められます。
受け口を作る様子→
巨木が倒れる瞬間には、静寂の中に響く深い音と振動が山に広がり、その迫力と重みは、百年の時を経た木が持つ存在感そのものです。